「確信犯」に関する若干の考察

誤用とされる「確信犯」の用法は、既に『日本国語大辞典』に俗用として採用されている。他方、「確信犯」の誤用に対し、誤用でないとする説、これを「故意犯」と言い換えるべきとする説は、いずれも採用しがたい。

プロファイルを読み込めないためログオンできません。

WindowsXPで「プロファイルを読み込めないためログオンできません。」と表示されることがある。何らかの理由で「Default User」という名前のフォルダが削除されてしまったことが原因である。

学者の傲慢

法学者が「農民にとって必要なのは、作物の顔をみて水や肥料の加減を判断する知恵ではあっても、こなれの悪い教科書言葉をあやつる能力ではあるまい。」というのは傲慢ではなかろうか。

Google未登録単語集 No.3

"正午定数"、"調整直角定規"、"調整平行定規"、"超圧チャンパー"、"勝ち迎い"、"聖玉女王"、"攅叢"、"開加官"、"蕪菁蜂"、"生片端"、"斉眉之案"、"音ルミネッサンス"、"跳馬障子"

Google未登録単語集 No.2

"張包椅子"、"強戯れ"、"焚入れ網"、"盗四銭"、"誤筆作蝿"、"土穂供養"、"細り節"、"エカ元素"、"調剤用液量法"、"調剤用衡量法" 、"貸盛物"、"物若やか"、"高日知らす"、"中立三角州"、"鈍付布子"、"街道湯漬"、"調圧仕切"、"蓮華六郎"、"徒行縢"、"ぼっと…

占領下の現実

歴史資料集には、各地域の王朝の変遷を図示した表がまとめられていることがあるが、オックスフォード大学出版の「A Historical atlas of South Asia」の王朝交代表は、1945年から1951年までの日本を点線で表す。

巫女さんの袴

未婚者は濃色の袴、既婚者は緋色の袴を用いるが、巫女は、神と結婚しているため既婚者用の緋色の袴を用いるという説がある。しかし、未婚者は濃袴、既婚者は緋袴という原則があるのか疑わしいし、そもそも巫女が緋袴を用いるという慣行にも疑問がある。

「嬢」と「娘」に関する覚書

「嬢」と「娘」は、同音であり、意味も似ている。しかし、中国の玉篇では、両者の字義が異なり、字音も異なる場合があったという事になる。この点に関連する資料の覚書である。他方、我が国の万葉集の時代に区別があったかは、微妙である。

「見せ消ち」と「見え消し」

お役所では「見え消し」という単語を使う。古文書学などでは「見せ消ち」という言い方をする。「見せ消ち」から「見え消し」が生じたと考えるのが自然であろうが、なぜ「見せ消し」ではなく「見え消し」となったのであろうか。

強制通用力に関する疑問

お店は,同種20枚以内の硬貨又は紙幣による支払いを断ることができないといわれる。しかし,これは「強制通用力」の問題であるから、それが妥当しない場面というのもあるように思われる。

Google未登録単語集 No.1

"成人のトガ”、"香波恵草"、"中枢賦活薬"、"相落ち手形"、"民間追随原理"、"トレーウィリー"、"玉条簡要抄"、"天津簡明条約"、"ころころ心経"、"世尊寺家譜"、"野路切"

「悪魔の証明」の由来

「悪魔の証明」という言葉は、所有権の証明が困難であることをいうための比喩である。それでは、所有権の証明における困難とは何か。所有権の証明が困難であるとして、そこで「悪魔」なるものが、どうして出てこなければならないのか。

北方謙三『三国志』

三国志は、数多の作家が手がけているが、その北方謙三版である。いかにも北方謙三の小説であり、例によって登場人物は格好いい。ただ、2つ、気に入らない点を挙げることができる。

債務の一部免除と求償

判例は、連帯債務者の一部の者に対し、債務の一部免除がされた場合、全部免除があった場合に比例し、免除を受けた者の負担部分に絶対的効力が生じるとする。しかし、この判例の考え方に従った場合の処理について、諸書の解説には不分明な点がある。

「閼伽」は「aqua」ではない。

仏教語「閼伽」とラテン語「aqua」が同語源であるとする俗説がある。しかし,これは「正面切って反駁するに値しない、いわゆる語源俗解の好例」である。

はてなダイアリー「雑記」を作成した日

本日は、前月にはてなダイアリーの正式版がリリースされたことを受け、「はてな」のアカウントを開設するとともに、はてなダイアリー「雑記」の作成を始めた日である。

🔗 戦前の初婚年齢に関する注意事項〔転送〕

人口動態統計の初婚年齢は、戦前と戦後で統計の基準が異なるので、その点を割り引いてみる必要がある。すなわち、戦前の部分は、婚姻を届け出たときの年齢を基準とするが、戦後の部分は、結婚式を挙げるなどしたときの年齢を基準とするのである。

🔗はてなブログ「略本雑記」を作成した日〔転送〕

はてなダイアリー「雑記」の移転先として、はてなブログ「略本雑記」を作成した日である。略本とは、同一書名の作品の伝本のうち、意図的な省略や過誤による欠落を多く含むため、相対的に内容の少ないものをいう。その逆は広本という。

🔗 元号の変わり目・史料編〔転送〕

天平宝字,元慶,永観,慶応,明治,大正,昭和の各改元の詔書類,日本後紀,台記,江家次第の跋文,明治以降の政府内部の照会回答文書,清水澄「國法学」,芝葛盛「皇室制度」,美濃部達吉「憲法撮要」の抜粋など。

🔗 巫女さんの袴〔転送〕

未婚者は濃色の袴、既婚者は緋色の袴を用いるが、巫女は、神と結婚しているため既婚者用の緋色の袴を用いるという説がある。しかし、未婚者は濃袴、既婚者は緋袴という原則があるのか疑わしいし、そもそも巫女が緋袴を用いるという慣行にも疑問がある。

🔗 「嬢」と「娘」に関する覚書〔転送〕

「嬢」と「娘」は、同音であり、意味も似ている。しかし、中国の玉篇では、両者の字義が異なり、字音も異なる場合があったという事になる。この点に関連する資料の覚書である。他方、我が国の万葉集の時代に区別があったかは、微妙である。

📂 ドイツ連邦共和国基本法の改正経過〔目録〕

ドイツ基本法は,2014年12月23日まで合計60回の改正を重ねている。このような高頻度の憲法改正の要因はどこにあるのか。その前提として,個々の改正の目的及び意義,必要性や重要性を整理する。(本編7回,索引編1回)

📂 近ごろの若いもん・エジプト編〔目録〕

「最近の若いやつは…」という老人の繰り言について、古代エジプト人が「近頃の若い者は…」という愚痴を遺していたという言説には、十分な証拠がないといわざるを得ない。(全6回)

📂 元号の変わり目〔目録〕

明治天皇が崩御した1912年7月30日は,明治なのか,大正なのか。明治以前の改元に遡って整理しても,諸説紛々とし,確立した解釈はない。敢えていえば,改元日の午前0時で統一するのが,便宜といえようか。(本編6回,史料編1回)

📂 緋袴と濃袴〔目録〕

女性の袴の色について,「未婚者は緋色,既婚者は濃色」する見解は,諸説の中のひとつに過ぎない。それは若年と非若年を区別するひとつのメルクマールに過ぎず,それを超える何か特別な意味があるわけではないと考えられる。(全3回)

📂 帝王切開の語源に関する覚書〔目録〕

ラテン語「sectio caesarea」の語源には諸説があるが、整理すると、究極的にはラテン語「caedere」であるが、直接的にはカエサルの伝説に関係するといえそうである。(本編3回,参考編1回)

📂 路側帯のようなもの〔目録〕

車両は、「歩車道の区別のある道路における車道外側線の外側」を通行してよいかという問題がある。結論から言えば、これは道路交通法上の「車道」であり、この部分を車両が通行することは、原則として適法である。(本編3回,資料編1回)

📂 Google未登録単語集〔目録〕

それぞれの日付において,Googleの検索結果が0語であった単語を簡単に解説する。いわゆる「いわゆってない」の一種であろうか。(全6回)

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